　私は、1991年5月から3期12年にわたって、東京都三鷹市の市議会議員を務めました。この間、数多くの行政相談に応じ、時には行政訴訟や監査請求、情報公開請求、異議申立てにも関わりました。あるいは、マンション紛争で、開発業者との補償交渉の窓口となり、事業主、施工業者、近隣住民がお互い納得できる解決策を導き出したこともありました。また、政治活動の一環として、数十回の選挙に関わり、その過程で、政治団体の設立手続きや政治資金収支報告、さらには選挙の立候補届出書類や公費負担関連書類の作成、選挙運動費用収支報告も熟知するに至りました。
　市議会議員退任後は、NPO法人の職員や会社役員などを経験しましたが、その中では、NPO法人の定款変更や事業報告、株式会社の新規立ち上げ、介護タクシーの認可申請といった実務に関わりました。
　職業を離れては、法学部出身ということで、いくつかの親族の相続問題に中心的に関わることがあり、遺言書の検認や遺産分割協議、調停、訴訟も経験しました。
　そして、ふと振り返って見た時、この四半世紀にわたる経験は、すべて行政書士の業務とオーバーラップすることに気づいたのです。そこで、これらの豊富な経験を少しでも皆様のお役に立てようと、行政書士資格を取得し、事務所を開設することに致しました。　
　行政に精通した、何でも相談できる「あなたの街の法律家」として頑張って参りますので、何か困り事がありましたら、ぜひお気軽にご連絡下さい。